■会社概要 | |
■会社名 |
有限会社 大工伊藤
先代から二代目へ 新潟で大工の修業を積んだ、初代社長である伊藤昭伍氏が横須賀に大工として単身やってきたのは、昭和32年の事。実兄が住んでいた横須賀の地を選んだ。お兄さんの支援も受けつつ仕事を続ける。その後は同郷の奥さんと結婚。夫婦で経営してきました。 腕の良かった昭伍氏は、大工として地元の建設業者の間からの仕事が順調に推移。優社長は「引っ張りだこだった。」と当時を振り返る。 現社長は二代目。大工仕事中心の父に対して、設計は自分がやるつもりで工業高校建築課に行き、横浜のゼネコンに3年間勤めました。その後、横須賀の材木屋にも3年勤務。ゼネコンで建設のノウハウや図面について学び、建材屋では仕入れや、大工さんの人脈を築いた。いつか父親の会社を継ぐと思い頑張りました。 家業から法人へ 平成9年、67歳の若さで、伊藤昭伍氏が他界したことで、伊藤優社長は転機を迎える。それまでの家業から、会社設立に向けて新たなチャレンジが始まりました。 会社のために、昭和59年にそれまでの仕事を退職。有限会社大工伊藤はスタートを切りました。 「そのころは、仕事があったから良かったけど、オヤジは職人だから、オフクロが手書きで見積もりや書類作成をしていたんだよ。まずは、ワープロを用意したりしてね。建築士の免許を材木屋時代に取っていたから、そうしたことも役に立ったな。」と振り返る。 |
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■代表 | 伊藤 優 |
代表者の伊藤 優さんに聞きました。 創業のきっかけを教えてください。 昭和32年現社長のお父さん昭伍氏が大工として開業しました。 昭和5年生まれだから昭伍(しょうご)12人兄弟だったよ。 多いよね。今じゃ考えられないね(笑)。 社名の由来を教えてください。 オヤジがねどこに電話するんでも「大工の伊藤です!」ってかけてたんだ。どうもそれがね、通り名になっていて、結局そのまま会社名にしちゃった(笑)。何の会社か、すぐに覚えてもらえるのは良いところ。だけど、大工工事以外の「設計」や「耐震工事」なんかをやってると思ってもらえないのは困ったところだね(汗)。 得意な工法を教えてください。 住宅ならば、在来木造工法です。自社の加工場があるので、木材の刻み加工もやっています。 最近はプレカット(材料を工場で一括加工)材を現場で組立てるだけってことが多いと思うけど、うちは自分で下準備からしているね。住宅以外の公共工事も手掛けているから、鉄骨構造なんかも実績がありますよ。 社長のモットーを教えてください。 親切、丁寧・・・はあたりまえか(笑)。まずは、住まい手さんの話をしっかり聞きたいよね。 十分ヒアリングをしたうえで、既製品では対応できないものも出てくる。 そんな時こそうちの腕の見せ所だね(笑)。 大工伊藤はどんな会社かを教えてください。 地元密着の工務店だね。昔ながらの業態だけど、地元に密着しているからこそ得られる「信頼」がある。 PTAの会長をさせてもらったり、町内会に参加したり、地元を大事にできるのは住んでいる俺たちならではだよ。 仕事場の雰囲気を教えてください。 ウチは優、透、茂の兄弟三人でやっています。兄弟だと仕事が上手くいかないという人もいるが、それが上手くいっているのが、大工伊藤の強み。気心が知れている良さだけではない。全員が、自分が会社を背負っているという意識が強い。会社を思えばこその衝突が多いのは良いことだとですよ。 身内であることは絆が強みになる。サラリーマンをしているときには感じることの出来ない責任感だよね。お客さんには、そこが信頼いただけるポイントでもあるみたい。 最後に一言お願いします。 「働く」という言葉は、はた(まわり)をらく(楽)にするという事だと思っています。ダジャレっぽい?本気だよ(笑)。 |
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■所在地 |
神奈川県横須賀市長瀬1-13-14 TEL 046-841-8467 FAX 046-842-4344 |
■設立 |
1985年5月1日 |
■事業内容 |
【建築工事一式】販売・企画・設計・施工建築請負並びに分譲住宅の建設販売 |
■許可番号 | 神奈川県知事許可(29)第84297号 一級建築大工技能士 1名 二級建築士 二級施工管理技士3名 福祉住環境コーディネーター 増改築相談員 |